季節の変わり目で印象や気分を変えたい時
白髪が気になり始めた時など

現在ヘアカラーをすることが当たり前になっています。ご自宅でカラーされる方も多いですね!

実は、消費者安全調査委員会が、2015年10月23日「毛染めによる皮膚障害」に関する事故等原因調査報告書を公表し注意喚起を促しているほど、ヘアカラーがしみたり、それが原因でかぶれたりする方が増えています。

このコラムではノンジアミンカラーをご希望の方や、カラーをされるときにしみたことがある方・カラーを定期的に行なっている方に向けて書きました。

まず、ジアミンについて触れていきましょう。

ジアミンとは…

日本人の髪が持つ茶色いメラニン色素を作り出すことが上手な染料。赤・青・黄色を濃く入れることができ、繊細な色〜ビビッドな色まで出せちゃうほど表現力にも優れています。
ただし、茶色を作り出すジアミン(パラフェニレンジアミン)はアレルギーリスクが非常に高く、ほぼほぼパラフェニレンジアミンが原因でジアミンかぶれを引き起こしていると言われています。
すでにフィンランドでは1991年にパラフェニレンジアミンの一般向け使用が禁止され、今多くの国ではジアミンの中の一部使用禁止を伝えています。

Laughful(ラフル)で使用しているオーガニックカラーはジアミンがベースになっているカラー剤ですが、パラフェニレンジアミンは使用していないため刺激は1/3です。

初めていらっしゃるお客様からよくお問い合わせいただくことがあります。
それは「カラーがしみるのだけれど、これってジアミンアレルギーなの?」ということ。
実は、しみたり、かぶれたりするからってジアミンが原因だというわけではないかもしれません。

カラーがしみる原因・かぶれる原因…

カラーによって皮膚炎(かぶれ)が起こる理由は2種類あります。

・ピリピリした刺激を伴ったあとすぐに起こる皮膚炎…

これは、アレルギーではなく接触性の皮膚炎

これは一般的に「カラーがしみる」と表現されるものです。

ヘアカラー(ヘアダイ)は1剤と呼ばれるアルカリ剤と染料とブリーチ剤が一緒になったものと、2剤と呼ばれ染料とブリーチが働くために使われる過酸化水素の2つがあります。

ピリピリした刺激を伴ったあとすぐに起こる皮膚炎は、ヤケドの時のような灼熱感に近い感覚だと思います。

主に、1剤に含まれるアルカリ剤と2剤の過酸化水素が反応する際に起こる反応と、phが高くなることが原因と言われています。

対策

・ゼロ塗布を行い、地肌につかないようにカラーする。
・保護剤を塗布して頭皮を守る
・カラーを行う前日や直前にシャンプーをしない
・生活習慣を整え、疲れを溜めない(しっかりと睡眠時間を取る)

カラーがしみやすいと担当する美容師に伝え、上記の対策を取ってもらうことが必要です。

保護剤は椿油や、ホホバオイルなどの植物性のオイルでも一定の効果は得られます。

・1〜2日経ったのちに痒みを伴いながら起こる皮膚炎…

こちらはアレルギーの疑いがあります。

この症状が出たであろうカラーの使用を直ちに中止しましょう。

人の体には、外から侵入する異物から体を守る免疫機能が備わっています。

本来は病気の原因となる細菌やウイルスなどを排除するために機能しますが、時として体に害のない花粉やハウスダスト、食品などに過剰に反応してしまい、ヒスタミンという化学物質が大量に分泌され、アレルギー反応を起こします。

このアレルギー反応が皮膚で発症したものが、アレルギー性皮膚炎です。

アレルゲンに触れた部分やその周囲に、かゆみや痛み、赤み、腫れといった症状が現れるのがアレルギー性接触皮膚炎です。どの物質に反応するかは、人によって異なります。

接触してから、1~2日後に症状が発症し、3~4日程度でピークを迎えるのが一般的です(※1,2)。原因となる部室を隔離すると、症状は12時間程度で改善します。

対策

・カラーをやめる
・ノンジアミンカラーやヘアマニキュアで代用する

一度アレルギーの反応が起きてしまうと大きな対策はなかなかできません。とにかくアレルゲンを遠ざけ別のもので代用するようにすることが大切です。

ヘアマニキュアは髪をコーティングし染めるカラー剤。明るくする力はありません。

明るさも、白髪のカバーも!という方にはノンジアミンカラーでトーンアップ後ヘアマニキュアを行うダブルカラーをご提案しております。

おわりに…

カラーのしみる刺激=アレルギーではない

ピリピリとくる刺激は対策をすることはできますが、アレルギー性皮膚炎の場合は一度発症してしまうと治すことは困難です。

特にパラフェニレンジアミンが原因のアレルギーの場合は、アナフィラキシーショックの症状が起こることもあり、命の危険につながってしまいます。

カラー後に、痒みを伴う場合はアレルギーに今後なってしまう可能性が高いです。専門の病院に行きご相談されることをお勧めいたします。

Laughfulで使用しているオーガニックカラーにはジアミン系の線量は入っていますが、パラフェニレンジアミンは含まれていません。そのため、アレルギーリスクは1/3と言われておます。しかし、ジアミンアレルギーを発症してしまった方は使用できません。

また、ノンジアミンカラーにしたからといって、アレルギーにならないわけではありません。ジアミン以外の化学物質が原因でアレルギーになってしまうことも0ではありません。

正しく理解して上手にお付き合いしていくことが大切です。

ご心配だという方はまずお気軽にご相談いただけたらと思います^^

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