_2019.11.27_Yuto Yasuda
カラーの「普通」を見直す|負担なくカラーを楽しむために。
Laughfulでは毎月カラーリングをする方が増えてきています。
- ・気になる白髪をカバーしたい
- ・綺麗な色をキープしたい
- ・根元のプリンが気になる
などなど理由は様々ですが1~1.5ヶ月置きに染める方が多くいらっしゃいます。
カラーは髪を傷ませるもの。ダメージが気になり繰り返し染めるのをためらっていた方も多いのではないでしょうか。
カラーリングの「普通」を変える。Laughfulの工夫と取り組み。
Laughfulで毎月のようにカラーリングを楽しむことができるのは
“カラーリングをする全てのお客様へのカラー中・カラー後のケアを徹底しているから”。
具体的に行っているのは次のようなこと。
- 1.低アルカリ薬剤による施術
- 2.炭酸泉クレンジング・ヘマチン等による残留アルカリの除去
- 3.流出したタンパク質等の補充
- 4.髪のphバランスの正常化
ヘアデザインを通して、いつまでもお洒落を楽しんでいただきたい。Laughfulのカラーリングはここまでのケアをベーシックとしています。従来、髪が傷むのが当たり前であったカラーリング。しかし、大きく傷んでしまってから補修するのでは遅い場合もあるのです。
ダメージを抑えるカラーのために大切なのは必要以上の強さのカラー剤を使わないということ。お客様の希望のカラーを叶えるための必要最低限のアルカリを判断して使用していきます。
その後、それでも生まれてしまうダメージをカラーの行程のなかで最小限に、かつ後に残さないように処理をしています。
これら1〜4の処理により、カラー後のパサつきや枝毛を抑え、髪にもそして頭皮にも優しいカラーリングが可能となりました。
毎月染めたいけど、刺激やダメージが気になりためらっていた、という方もより気軽にそして安心してカラーチェンジや白髪染めを楽しむことができます。
Laughful独自のケアによりカラーによるダメージを最小限にとどめる。それをLaughfulにおけるカラーリングの「普通」にする。
毎月でも楽しめるカラーリングはこのような工夫と取り組みによって生み出されているのです。
なぜ傷む?カラーダメージの原因。
ここから先は、カラーによる髪のダメージのメカニズムについて。
どのように髪はダメージしていくのか、知っておくことも大切かもしれません。
ダメージ原因その1 「脱染剤によるダメージ」
いくら優しいカラー剤といえども確実にダメージはあります。
カラーリング(ヘナ、ヘアマニキュアは除く)は髪内部を刺激から守るキューティクルを、アルカリ性の薬剤で一度開き、髪の毛の元の色を脱色したうえで、髪の内側にしっかりと色素を定着させていく仕組み。
カラーのダメージの原因の多くはアルカリ性の薬剤や脱色する薬剤(脱染剤)による(要するにブリーチ)ものです。
金髪にするブリーチ剤だけでなく、どんなカラーにも必ず含まれるこれらの薬剤の作用により髪はダメージを受けてしまいます。
それから一度こじ開けたキューティクルはどうしても開きがちに。特に毛先部分は生えてから長期間が経っているので、何度もカラーを繰り返されるうちに、キューティクルがすべてはがれてしまっていることも珍しくありません。
キューティクルが傷むと、繊細な髪内部が表面に出てきてしまったり、内部成分が流出してしまうため、よりダメージは加速していき、色の持ちもどんどん悪くなっていくのです。
ダメージ原因その2 「残留アルカリによるダメージ」
残留アルカリとはカラー・パーマ・縮毛矯正などに含まれるアルカリの性質が髪に残っている状態のことを指します。
- カラーやパーマ後しばらくたってからパサつきや退色などが気になる
- ゴワゴワして広がる
- ハリコシがなくなっていく
など後日顕著に現れる退色やダメージ感の原因は残留アルカリによるもの。
問題なのは残留アルカリはシャンプーではすぐには除去できないということ。
そして落ちずに残ったアルカリ剤が髪にダメージを与え続けるということ。
それらをふまえLaughfulでは、適正濃度の炭酸泉やアルカリ除去剤によってしっかり残留アルカリを除去してからお仕上げいたします。
髪にアルカリ剤が残っている状態だと、サロンでのトリートメントの効果も薄れ、数日後にはパサパサになってしまうなんてことも。
このパサつきが気になり、シリコンたっぷりのコンディショナーをお家でつけてみたり、オイルでごまかしてみたり。これはこれで一時的な対処にはなるのですが、根本的なダメージ改善にはならず退色も進んでいきます。
しっかりとカラー施術のタイミングで除去をしてあげることが大切です。
ダメージ原因その3 「髪のphバランスの崩れによるダメージ」
髪のphバランスをしっかりと整えることもカラー後には重要なこと。
髪はphのバランスが崩れることで質感が変化しダメージしやすい状態になります。
※phとは酸性やアルカリ性の度合いを表す数値(1~14)で、数字が小さくなるほど強酸性、大きくなるほど強アルカリ性を表します。
髪がもっとも健康な状態のphは4.5~5.5(弱酸性)です。
酸性に傾くと締まり、アルカリに傾くと膨張しキューティクルが開く性質があります。
この性質を利用してカラーの色素を髪内部まで入れ込むため、カラーリングをすると髪は一気にアルカリ性に傾きます。
- アルカリ性による毛髪の膨潤 → 毛髪の栄養分が髪の毛の外に出る(カラー中)
- 残留アルカリによる毛髪内の油分の乳化(カラー後日)
といったことがダメージにつながってしまうのです。
しっかりとしたケアがキレイにつながる
脱染剤もアルカリ剤もカラーリング(ヘナ・マニキュア・一部のノンジアミン カラーは除く)には不可欠なもの。これらがないと作用しません。とにかくそれらを髪に残すことなくしっかりと落としてあげることが大切。綺麗な仕上がりをキープする秘訣です。
せっかくLaughfulにいらしていただいたのだから、デザインカラーもファッションカラーもグレイカラーも最大限の処理で。しっかりとしたケアで無理なくお洒落を楽しんでいただきたい。
髪にも頭皮にも、そして地球環境にも優しいカラーリングで心地よくお洒落を愉しむ。
そんなLaughfulの想いが詰まったこだわりのカラー施術を一度、体験してみてください。