「年間800万トン以上のプラスチックゴミが海に流れ出ている。」

この事実を目にした時、どう感じますか?

800万トンという数字にあまりピンと来ない方、これならどうでしょう。

「もうすぐ、プラスチックゴミの量が海にいる魚の量を超えます。」

海とプラスチック

生命誕生の源であり地球にとってなくてはならない存在、海。もちろん人とも切っても切れない関係です。

僕は海が好き。釣りにもよく行くので海には大変お世話になっています。

その海が今、プラスチックゴミの脅威にさらされています。人が捨てたプラスチックが世界中の海を汚染しているのです。

レジ袋をクラゲと間違えて食べてしまうウミガメの話はあまりに有名ですが

ペットボトルのキャップに住むヤドカリ、枝の代わりにゴミの綿棒にしがみつくタツノオトシゴなど、私たちが生み出した(そして廃棄した)プラスチックが自然界を脅かしています。

今日までに生産されたプラスチックの量は83億トン。そのうち63億トンがすでに廃棄物となっています。その中のたった9%だけがリサイクルされ、12%が焼却され、残りの大部分は埋め立て処分されたか、海などの自然環境に投棄されました

プラスチックの生産量は年々増加していて、このままでは今以上に大量のプラスチックがとめどなく海に廃棄されてしまうことになります。

“マイクロプラスチック”の脅威

沖に出てみると一見、綺麗に見える海。実は目に見えるプラスチックゴミは全体量のごく僅か。氷山の一角です。廃棄されたプラスチックは太陽光や酸化、海流の作用等が重なり分解されて

「マイクロプラスチック」

となり海を漂い続けます。

マイクロプラスチックは著しく海の環境を破壊しています。

しかも一度海に流れ出たプラスチックの回収はほぼ不可能

プラスチックは化学汚染物質を吸着する作用があり、プランクトンや魚がそれらを飲み込むことで汚染され、それを食べた人間の健康をも脅かそうとしています。

獲れた魚の内臓から大量のマイクロプラスチックが出てくることもあり、知らず知らずのうちに魚と一緒にプラスチックを食べているなんて考えただけで怖いものです。

いまのところ、マイクロプラスチックを摂取した海産物を食べることによる人体への大きな被害は確認・報告されていません。

もちろんこれは害が無いというわけではなく、未知数なのです。

マイクロプラスチックよりもっと細かいナノプラスチック(1mmの10万分の1)になると、脳などの細胞にまで入り込む恐れがあるとされており、見て見ぬふりはできない問題です。

私たちの身近にあるマイクロプラスチック

海にゴミを捨てた覚えがないから大丈夫!!

そう思う方も多いでしょう。しかしマイクロプラスチックはとっても身近なアレにも含まれているのです。

日々私たちが使っている洗顔料や洗剤、歯磨き粉等に含まれているマイクロビーズやスクラブなどの細かい粒子

実はあれらもマイクロプラスチック。

細かい粒子は下水処理を通り抜け、そのまま海に流れ、化学汚染物質を吸着しながら漂い続けます。

汚染だけでなく、洗顔や歯磨き粉に含まれている粒子による人への直接的な被害も報告されています。洗顔や歯磨き時に細かい粒子が目や歯肉に入り込んでしまい、炎症を起こしてしまうのです。

細かすぎて取り除くのは困難で、そのうえ自然に無くなったり吸収されるものでもありません。人体に残り続けることになります。

マイクロプラスチックの流出を防ぐ。私たちにできること

アメリカやイギリス、ニュージーランドなどでは、マイクロビーズを製品に使うことを法律で禁止しています。しかし日本ではなんの規制もされていなく、国内で手に入る化粧品の約1割にはマイクロビーズ(プラスチック)が含まれています。

安価で加工のしやすいプラスチック。便利な素材であることは間違いありませんが、分解されず自然界に残ってしまうことが問題です。特に自然環境に流出したマイクロビーズは動物プランクトンでも食べられるほど細かく、回収することが不可能で、これ以上出さないように規制する以外には手の施し用がないのが現状です。

私たちにできることはたくさんあります。

・ゴミを海や道端に捨てない

これはまず人として当たり前のことですが。

海でないところにゴミを捨てても、下水から川へ流れ着いたり、風で飛ばされたりして、結果的に海を汚染する可能性が大いにあります。

・プラスチックをなるべく使わない・リサイクルする

不要なプラスチックを使用しない、リサイクルすることが結果的に海を、そして環境を守ることに繋がります。

ストローやレジ袋なんかが身近なところ。

スターバックスは2020年までに、世界中の店舗でストローを廃止すると発表しました。

飲食店でも、アルミや紙、葦で作られたストローを使用していたりと、少しづつですがプラスチック削減の運動が浸透してきています。

Laughfulで使用しているスタイリング剤には100%無限再生可能な琥珀色ガラスとアルミニウムをパッケージに採用しているものがあります。

rolland o-way 

私たちは世界で初めて、衛生、自然性、高品質、透明性を保証するために琥珀色ガラスとアルミニウムを選択したプロフェッショナル・ヘアケアブランドです。
環境への影響を最小限にとどめるため、最低限必要な包装のみを使用しています。継続・再生可能な自然素材を選んでいます。マーケティング用には再生紙またはFSC紙、ボール紙、PEFC木材やその他の持続可能な素材を使用して地球環境に優しい材料を作り出しています。(rolland HPより抜粋)

マイクロビーズの入っていない製品を選ぶこと。

あなたが使っている歯磨き粉や洗顔料などの裏の表記を見てみてください。ポリエチレン・ポリエチレン末・ポリプロピレンなどと表記されるものはマイクロビーズ。

要するに細かいプラスチックです。マイクロビーズというと洗顔等のスクラブを思い描きがちですが、実はファンデーションやコンシーラー、口紅、アイライナーなどにも含まれます。

なるべくこれらの表記がないものを選ぶことは、環境を、そして私たちを守ることになります。

マイクロビーズを含まない100%ナチュラルな歯磨き粉。

使用感もとっても良いのです。

BIO HOTEL ハーバルハミガキ

合成界面活性剤はもちろんのこと、石けん成分も使用せず、無農薬の天然界面活性剤「ムクロジの実エキス」を使用。天然の洗浄剤として、口臭を防ぎ、歯垢を除去します。
また、研磨剤の炭酸Caは、通常のハミガキに使用するものからさらに粒子を細かく加工することで、歯のエナメル質を傷つけず、歯茎への刺激を無くしながら、ホワイトニング効果を持たせています。
厳選した最高級な原材料を使用し、キャリーオーバーも含め石油由来成分は一切使用していません。(BIO HOTEL HPより抜粋)

私たちの生活の中にマイクロプラスチックが取り入れられていると知る・理解することが環境を守る第一歩なのかもしれません。

少しずつでも。今日から始めよう。

海のために生活全てを変えるのは到底不可能。少しづつ、できることからやってみることが大切です。

例えばスーパーやコンビニのレジ袋。

レジ袋の寿命(使用している時間)は平均すると約15分と言われています。

たった15分使用するために消費されているレジ袋をマイバックに変えるのは、そんなに難しいことではないはず。

世界中の海を、生命を、地球を守るため、今日から始めてみませんか。

きっと何かが変わるはず。

一人一人が意識して、ちょっとだけプラスチックゴミを減らしてみましょう。

もしかしたら、「あの時助けられた亀です。」なんてことが起こるかも。笑

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