私たちの美容室 Laughful(らふる)
そのコンセプトは「末長く楽しめる髪をあなたに」

目指すは創業100年。

100年以上続けていくには、お客様にとっても、お店にとっても、そして私たちが住まうこの地球にとっても
良いものでなくてはならない。

一生涯お洒落を楽しみ続けるためには何ができるかを常に問い、地球と人に優しく
それでいて日々が楽しくなるような髪をご提供することを核にサロンを運営しています。

ふっと視野を広げてみると
この世界には、いつまでも楽しめる魅力的なモノ、コト、トコロがあります。

  • 長く使いたい
  • 何度も通いたい
  • 何度でも見たい

各個人どんなものに魅力を感じ、末長く楽しみたいと思うのかは異なり、その解釈は様々。

Laughfulスタッフが、末長く楽しみたいと思う魅力溢れるモノ、コト、トコロを勝手に紹介するシリーズです。

『何度でも。いつまでも。ココロが踊る。』

そんなモノ、コト、トコロが見つかるきっかけになったら嬉しいです。

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成田が通い続けたい2つの美術館をご紹介。

新しい自分に出会うことができる「豊島美術館」

瀬戸内海の豊島にある、建築家・西沢立衛さんとアーティスト・内藤礼さんによる美術館です。

豊島美術館は休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させて、その広大な敷地の一角に建てられたもので水滴のような形をしています。

 

豊島美術館は一般的な絵画などが展示されておらず、美術館自体が作品となっています。

作品の名前は『母型』

靴を脱いで中に入ると、真っ白いドームのような空間が広がっています。

 

引用元:http://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

柱が1本もないコンクリート・シェル構造で見渡す限り真っ白。

天井を見上げると2カ所の大きな開口部があり、雨が降ったり風が吹いたりすると、館内にそのまま雨が降り注いだり風が広がるため、作品を観るというよりも身体で感じることができます。

さらに床には色々な場所に2mmほどの穴が開いており、そこから水がゆっくり湧き出て流れています。傾斜になって撥水する床なので、生き物のようにあちこち水が駆け回っているように見えます。

初めて豊島美術館に行った時、座って水の流れを観察したり、寝転がって目を閉じて、外の木々が風で揺れる音や葉の擦れる音、鳥の鳴き声を聴いているうち気がついた時には2時間近く経っていました。

起きていたのか寝てしまったのか…気がついたときには頭の中がすっきりクリアに。

「母型」という作品は、お母さんのお腹の中をイメージしてできたのではないかと思うくらい、頭の中を駆け巡っていた雑念が消え去って本来の自分に戻り、美術館から出るときには新しい一歩を踏み出すような不思議な感覚になりました。

時間を忘れて「ただその場にいること」「本来の自分の感覚を取り戻すこと」ができる美術館。

何度も帰りたくなる場所です。

自然と建築とアートのバランスが圧巻の「地中美術館」

瀬戸内海の直島にある、安藤忠雄さん建築の美術館。

安藤忠雄さんの建築の特徴は『コンクリート、鉄、ガラス、木』でできていること。

さらに安藤さん自身、「仕事に関わる人々とどんな関係をもてるのか」「建物の建つ場所や自然とどんな関係を結べるのか」といった『対話』を大切に造っているとのこと。

この地中美術館は、瀬戸内の美しい景観を損なわないようにと建物の大半が地中に埋設されています。

引用元:http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

この場所はもともとは塩田の跡地だった所。昔、塩を作るために海水を山の上に汲み上げて、海水を貯め、水分を蒸発させたのち、余った海水を効率よく抜くということをこの場所で行なっていたそうです。段々畑のような形状で丘の下までコンクリート状に広がって残っていたことから、その場を利用して建てられた美術館です。上から見ると大きな森の中にコンクリートで作られた三角と四角の空間が部分的に見えます。この空間は雨や風が直接吹き込んだり、晴れれば強い日差しが差し込むように造られた作品などがない『無の場所』を意味しています。

この地下建築は、上部から降り注ぐ光をコンクリートの壁が切り取るように遮り、きつい陰影のコントラストをつくったところが特徴です。そのため、訪れる季節や時間、天気でも作品が違った表情に見えます。

地中美術館のテーマは『光と闇』

地中美術館の代表者の「美術館で絵を鑑賞するというより、聖地(寺や教会)のようなものでありたい。しかし神様にお願いするために行くのではなく自分が主体となって何をすべきか考える場所にしたい」という想いから、光と闇がつくるコントラストが『希望』というメンタルなものを呼び起こす精神的なものを表現したものです。

 

館内は常設の展示しかなく、クロード・モネ、ジェームス・タレル、ウォルター・デ・マリアの3人の作品と安藤忠雄さんの建築という個性がバランスよく融合しています。どんどん地下に向かって歩いていくと3人それぞれのアーティストの特徴を活かした部屋があります。

一見すると3人のアーティストと安藤忠雄さんはそれぞれ個性が強く、まったく別のもののように感じますが、実際に地中美術館の中に入るとすべての作品と建物が、それぞれの個性を活かしたまま融合しているのが本当に素晴らしいです。

近代美術の巨匠クロード・モネと現代アートを代表するジェームス・タレルとウォルター・デ・マリアの作品の共通点は『永遠の平和』や『世界とはどのようなところか』を追及し続けていること。違う時代を生きてまったく違う作品でも、世界の本質に向かう場所を探しているという3人の想いと人や自然との対話を大切にしている安藤忠雄さんの想いが見事に新しいものを作り出しています。

中でもクロード・モネ好きの私は、晩年のモネの「睡蓮」が展示されている部屋がたまらなく好きです。

モネは生前、白い壁の部屋を好んでおり、さらに白は光の代名詞でモネの造形の基調となっています。

このモネの部屋は、真っ白な漆喰の壁と真っ白な大理石の床でできており、モネの「睡蓮」が5点展示されています。その部屋の天井を見上げると外から自然の光が差し込んでおり、天気や時間、季節によって絵の見え方が変わるのが特徴。

まさにモネが理想としている空間。

モネは晩年、絵を描いていただけでなく、その絵がどのような空間にあり、それがどんな時間を持つべきか展示空間も考えていたようで、それをもとに独特のサイズの絵をこのモネの部屋に展示したとのこと。

5点の「睡蓮」に囲まれるように立って見ることができる部屋のため、入った瞬間、水槽の中にいるような不思議な感覚を楽しむことができます。晩年と最晩年に描かれた睡蓮が展示されているため、モネが生きた時間の経過として観ることも、朝から夕方までの1日の時間の経過のように観ることもでき、観る人の感覚によって違う捉え方ができるようでした。

真っ白な光が差し込む部屋で静かに「睡蓮」だけをみることができるところが、モネ好きにはたまらないもので最高に癒やされます。モネの優しい絵に包まれながらこの部屋にいつまでもいたくなるような安心感。日常から一旦離れて、モネの庭にいるような…モネと同じ景色を見ているような感覚になれるところがとても好きです。

 

豊島美術館、地中美術館ともに美しい自然と熱い想いでできた建築と作品を、全身で味わうことができる美術館。

日常生活でついつい忘れてしまいがちな、観る、聴く、嗅ぐ、肌で感じる、深呼吸することを思い出させてくれて、美術館から出るときには研ぎ澄まされた感覚で新たな1歩を踏み出すようなやる気と元気に満ちた気持ちになります。

大好きな2つの美術館、ぜひ足を運んでいただきたいです。

 

そして、そんな心地よい美術館に何度も通い思うこと。

それは、Laughfulにいらしてくださったお客様にも、Laughfulから帰る瞬間から新たな1歩を踏み出すようなやる気と元気に満ちた気持ちになっていただけたらと。

日常とは少し違う場所である美容室が心休まる場所であってほしい。

日々の忙しさから少しの時間だけでも開放されて、リラックスをして髪を整えて、また新たな気持ちで日々を快適に過ごせるように。

そのために技術はもちろん、肌に触れるもの、目にうつるもの、音楽、香り…など細部までこだわって心地よい空間を提供できたらと日々試行錯誤しています。

熱い想いの3人の美容師がこれからも技術と心地よい空間を追及し、「末永く楽しめる髪をあなたに」ご提供していけるよう努力してまいります。

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