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笑顔が続く美容室 らふる|らふる 其の二

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_電話番号
0364474932 らふる

0363845894 其の二

_営業時間
らふる / らふる其のニ
平日11:00〜20:00
土日10:00〜20:00
祝日10:00〜18:00



_定休日
火曜日・第2・4月曜日

_MAIL
info@laughful-hair.com

_住所
らふる
渋谷区神宮前2-30-5-D
其のニ
渋谷区神宮前2-35-9-101

BLOG

_2021.02.24_

美容室『らふる』の語りたくなる”逸品”たち

ぼくが美容室を経営する中で、強いこだわりを持っていることがあります。

それは、お店で使用する「もの選び」です。

らふるでは、ただ質のよいものを取り扱うだけでなく、「お客様に胸を張って語りたくなるものかどうか」を徹底的に考えます。

お客様の毎日が明るいものとなるきっかけは、美容室とはいえ、「髪」以外であっても良い。僕はそう思ったのです。

もの選びの基準は、長く使えるかどうか。そして、本質的かどうか、です。それは結果的に、持続可能性を考えることにもつながります。

例えば、ぼくは、ホテルの『星野や』や和菓子屋『HIGASHIYA』が大好きです。それは、ロビーや廊下の小さなインテリア、和菓子を置く器や菓子切りなど、細部に至るまでこだわりを感じられるからです。「これは一体どこで買えるんだろう?」と気になって、つい手に取ってしまったりします。

そもそも、ヘアサロンのサロンは「社交場」という意味を持っています。そう考えると、ぼくらも、星野リゾートやHIGASHIYAのように、「いいもの」とお客様をつなぐ場でありたいと思います。小さなメディアのような役割を持たせたいのです。

そこで今回は、らふるの語りたくなる逸品たちの中から、お客様が接する10個を紹介させてください。

〜〜〜✂〜〜〜

(1)『中むら』の「のれん」

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まずは、『らふる 其の二』の入り口の「のれん」です。こちらは、1923年に東京・神田で創業し、着物に関わる悉皆屋(しっかいや)を代々営んできた『中むら』を4代目に就任した中村新さんに手がけていただきました。和菓子屋『とらや』の店頭に掛かっている「のれん」が気になり、「これを手がけている人にお願いしたい」と思ったことがはじまりです。

日本の「のれん」は“ おもてなしの準備ができました、どうぞ、いらっしゃいませ。” という思いを込めたサインでもあります。開店時に「のれん」をドアにかけると、いつも気持ちが引き締まります。

外と中とを柔らかく仕切り、喧騒を忘れ穏やかな気持ちでお過ごしいただければと思います。

(2)『HEYMAT+』の玄関マット

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実は玄関マットにもこだわりがあります。日本らしい生活様式のひとつが、「玄関先で靴を脱ぐ」ですが、遠く離れたノルウェーでも同じように家に上がる時は靴を脱ぎます。そんな靴を脱ぐノルウェーの文化の中で誕生したのが『HEYMAT』。デザインが素晴らしいだけでなく、靴底についた水分や汚れをしっかりとキャッチする機能性も優れています。

らふるで採用しているのは、日本の禅庭をインスピレーションとし、自然のモチーフを取り入れデザインされたものです。別のnoteにも書きましたが、ぼくは「禅」の思想が好きで、デザインを見て一目惚れ。らふるの内装コンセプトとのマッチングも良さそうで採用しました。

原料はリサイクルプラスチック100%で、工業用マットとしても利用できるほどの耐久性があり、長く使い続けることができるところもポイントが高い一品です。

靴のままご入店いただいで大丈夫ですので、ご安心くださいね。笑

(3)『MAINETTI』のハンガー

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お客様の大切な洋服をお預かりするハンガーは、1961年から続くイタリア最大級のハンガーメーカー『MAINETTI』を採用しています。その軽量性・耐久性・高級感から「世界トップクラスのハンガー」とも称されています。

(4)『IKEUCHI ORGANIC』のタオルハンカチ

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らふるでは、来店いただくと、まず手洗いをお願いしています。そして、濡れた手を気持ちよく拭いていただくため、ペーパータオルではなく、今治でオーガニックコットン100%のタオルをつくっている『IKEUCHI ORGANIC』のタオルハンカチを用意しています。

らふるで使用しているタオル類は、お首に巻くものも、頭を拭くものも、全てIKEUCHI ORGANICで揃えているのですが、まずはタオルハンカチで、その肌触りを楽しんでもらえたらと思います。

タオルハンカチは『オーガニック』と『ストレイツ』という2種類を用意しています。また、IKEUCHI ORGANICのハンカチは使うほどに味わいをましていくので、らふるのタオルハンカチがどのように育っていくかも楽しみにしてもらえたらと思います。

(5)『BIO HOTEL HOME & TRAVEL COSMETICS』のハーバルボディ&ヘアソープ

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らふるは手洗い用の石鹸として、『BIO HOTEL HOME & TRAVEL COSMETICS』のハーバルボディ&ヘアソープを用意しています。BIO HOTELは、オーガニックをコンセプトにしているホテルやレストランに対して、堂々と出していける品質のものを開発しようと生まれたブランドです。ぼくも、アドバイザーとして開発に関わらせてもらいました。

このハーバルボディ&ヘアソープは、石けんをベースにした洗浄成分でしっかりと洗浄し、保湿します。レモングラスとローズマリーエッセンシャルオイルも含まれていて、アロマセラピー効果も味わえます。正直、トイレの手洗い用石鹸として使用するのは、贅沢すぎるのではないかと思うこともあるのですが(笑)、BIO HOTELのクオリティを味わってみてください。

(6)『マルニ木工』のアームチェア

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らふるのお客様用の椅子は、100年経っても「世界の定番」 として認められる木工家具造りを目指している『マルニ木工』の『HIROSHIMA』を採用しています。プロダクトデザイナーの深澤直人さんがデザインを担当したもので、シーンにこだわらず、あらゆる場所でずっと長く使えることを想定したシンプルで精緻な構造の椅子とテーブルです。

とにかく、この滑らかな丸みが最高です。腰掛けるとついつい撫でたくなってしまう。体を優しく包み込み、背もたれに寄りかかるだけで自然と姿勢が良くなるため、ヘアカットが非常にしやすい。そして何より美しい。大好きな椅子です。

(7)『TRANSPARENT SPEAKER』のスピーカー

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スウェーデン生まれのオーディオブランド『TRANSPARENT SOUND』の、強化ガラス製の透明なボディが美しいスピーカー『TRANSPARENT SPEAKER』を使っています。デザインも最高に美しいんですが、最大の特徴は各パーツがモジュール化されており、取り外して交換することで環境負荷を減らすサステナビリティを実現していることです。

また、あえて透明にすることで、配線などの細部に至るまで、デザインをごまかさないという姿勢にすごく共感しました。こういった姿勢で我々も、神と向き合っていきたい。らふるさしさを体現しているアイテムだと思います。

(8)『AN ASTUTE ASSEMBLY』のブランケット

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お客様の肌に触れるひざ掛けは、『AN ASTUTE ASSEMBLY』のタオルケットを採用しています。広大なニュージーランドの大自然の中で生きる羊の毛から作られた、丸洗いできる「メリノウール」を使っています。この膝掛けは本当に軽くて、柔らかく、暖かい、チクチクしないシルクのような肌触りです。

また、ひざ掛けに関しては、IKEUCHI ORGANICの『ORGANIC 330』のバスタオルも用意しています。こちらは、ふっくらとしたボリュームがありながら、肌触りもしっとりと柔らかいものです。両方ともオススメなので、違いを楽しんでもらえると嬉しいです。

(9)『sio』監修による、お茶

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らふるでご用意しているお茶は、代々木上原にあるレストラン『sio』監修によるもので、有機レモングラスと有機緑茶をブレンドし、サロン帰りのリフレッシュした感覚をイメージした爽やかな清涼感と心地良いキレが特徴のブレンドティです。

お客様に提供する一杯を、「らふるらしいオリジナルのお茶にしたい」と考えていたところ、素材の本質を見極め、おいしさを超えた感動を追求するsioと出会い、シェフ鳥羽周作さんをはじめとするsioのスタイルに感動し、監修していただきました。

(10)『oh!dashi』の出汁スープ

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らふるではカラーやパーマなどの施術を受ける方には、出汁スープをお出ししています。椅子に長い時間座っていると、小腹を満たすものがほしいかもと思い、はじめたサービスです。飛行機に乗っている時に、コンソメスープを頼んでいるお客さんが多いのを見て、スープの需要に気づきました。

出汁スープは、『oh!dashi』という商品で、『椎茸祭(しいたけまつり)』という会社のもので、化学調味料は無添加で、自然な旨味が特徴です。らふるでは「椎茸×昆布」「発酵トマト×椎茸」の2種ご用意しています。身体に染み渡るような優しいスープは、口にするとホッとリラックスすることができます。

〜〜〜✂〜〜〜

以上、らふるの語りたくなる逸品たちを紹介させていただきました。今回、ご紹介したもの以外にも、まだまだ語りたい逸品は多く存在しています。

ぼくらも、これらの逸品に恥じないような仕事をしなければと、日々、背筋が伸びる思いをしています。

是非、らふるに足を運んだ際には、紹介した逸品たちに触れてみて、その味わいを楽しんでいただけたら幸いです!

編集協力:井手 桂司