_2019.01.17_Yuto Yasuda
カットで印象はこう変わる|ショートボブ似合わせの理論
ベーシックながらお洒落な女性の定番となっている人気のヘアスタイル“ショートボブ”。
お手入れも簡単で再現性も高いので人気があるのも納得です。
コロンとした丸みが印象的でとにかく扱いが楽チン。
ですが、
「挑戦はしてみたいけれど仕上がりの写真だけだとイメージが湧かない。」
「伸びたら崩れちゃうの?」
お客様からそんなお声をいただくことも多くあります。
ショートボブが伸びてきたらどうなるか。
カットの違いで印象はどう変わるか。
ハサミの入れ方、角度のつけ方、重さの残し方など様々な要素の少しの違いで大きく印象が変わるショートボブにフォーカスを当て、スタイリングのアレンジまでご紹介いたします。
カットによる印象の違い
今回はベーシックなグラデーションボブをベースに、その後のカットによってどのように印象が変わるかを追っていきたいと思います。今回のブログが、ボブに挑戦する上で少しでも参考になれば幸いです。
重めでグラデーションが低めのスタイル(ベーシック)
↓ 45日後
軽めでグラデーション高めのスタイル
↓ 45日後
アウトラインを崩したスタイル
の順にご紹介していきます。
【ベーシックなグラデーションボブ】
バック〜サイドにかけて前下がりのグラデーションを入れてカット。適度なボリューム感を持たせるため、あえて全体的に重めに仕上げています。
低めの前下がりグラデーションで重めにカットすると
・上品で落ち着いた印象に
・後頭部を綺麗に見せる
ことができます。
このボブは、ベーシックカットの中でもグラデーションボブにおける黄金比を意識しカットしました。
このスタイルの約45日後がこちら
低めに入れたグラデーションが伸び、切りたてのコロンとしたボリュームは無くなっています。
それでもカットラインは綺麗なまま。フォルムも大きく崩れてはいないので、まだまだ扱いやすい髪型ですが、ハサミを入れて印象チェンジ。
【高めのグラデーションで作る軽めのボブ】
アウトラインはそのままでグラデーションを上げ、ウエイトを高く設定してカットしています。
重みを取り、全体的に軽やかに仕上げていきます。
ベースの形は変えていないので、カットラインは綺麗なまま。グラデーションを高く入れつつ軽めにカットすることで
・よりクールかつ軽やかな印象に
・首もとをすっきりと見せる
ことができます。
首もとにマフラーなどボリュームが増える冬にもオススメなスタイル。
全体に細かく毛束を作るカットを施しているので、ワックスやオイルを軽くつけるだけで立体的なスタイルに。スタイリングを楽しみたい人はぜひ試していただきたい髪型です。
【アウトラインを崩したショートボブ】
今度はウエイトの高さ・グラデーションの幅はあまり変えずにアウトラインを崩しザクザク感を出してカット。丸みが消えてショート感が出てきます。
全体的に軽く、そしてラインを崩しながらカットすることで
・丸みが無くなりよりシャープに。
・エアリーで軽やか、カジュアルな印象に。
もちろん上品さは損なわれないので、ジャケットスタイルとも相性が良いスタイル。
丸みを消すことでおさまりが良くなる為、ワンレングスのボブ以上に扱いやすいスタイルでもあります。
短めのヘアに対して、扱いにくいイメージを持たれていた方にこそ、一度挑戦してみてほしいスタイルです。
似合うか心配?大丈夫、似合うボブは必ずあります。
丸顔だから。面長だから。クセがあるから。
様々な理由でボブにするのを躊躇している方も多いはず。
確かに襟足に極端に強いクセがあったり、髪質がどうしてもボブに向かない場合もあります。
しかし、髪の残し方やバランスである程度の骨格を補正することはできます。そのため、どのような顔型の方にも必ず似合うバランスのボブはあるはずです。
例えば丸顔さん。
ショートにすると全体的に丸く見られてしまいがち。顔まわりを長く残したりトップにボリュームを出しシルエットを縦長に見せることがポイント。
前髪を薄めにし、顔周りとサイドに毛束を作り、顔にそってシャープなラインにすることでも丸い輪郭をカバーすることができます。
- 「縦のラインを強調する」
- 「トップにボリュームを」
- 「前髪はショートバング」
- 「顔まわりは長めに」
丸顔さん×ボブにはこんな対処法がありますが、これはあくまでセオリー。
丸顔さんにはNGとされる、丸みの強いマッシュルームヘアでも可愛いバランスは必ずあります。
ヘアスタイルで顔型を補正することもできますが、基の特性を生かすのも一つの手段。
セオリーよりも印象や雰囲気に合わせた「可愛く見えるヘア」を見つけることが大切なこと。
ちなみに面長さんの場合は
- 「前髪を長めにする」
- 「ウェイトを耳の高さに設定してひし形シルエットにする」
ことで面長をカバーできるヘアスタイルに。
前髪を長めにサイドに流すように作ることで縦長に見える骨格を補正できます。バランスはひし形を意識したシルエットがポイントとなります。
と、セオリーも大切ですが一番は先ほど述べたように「可愛く見せる」こと。
雰囲気やライフスタイル、お顔のパーツなどにあわせ、似合わせることがボブだけでなく全ての髪型を作る上で重要になってきます。
しっかりとしたカウンセリングでイメージをすり合わせ、あなただけに合うヘアスタイルをご提案できるよう技術と環境を整えてお待ちしております。
イメージを変えたい!自分に似合う髪型を提案してほしい!
そんなあなたのご来店を心よりお待ちしております。